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【Ruby】カレンダー表示用日付配列を作成してみる

仕事で必要になって年度ごとカレンダーを表示するためのクラスを作ったので、ついでにメモしておきます。

 

code

Rails

def make_calendar
  today = Date.today
  calendar = {}
  start_day = today.beginning_of_month
  start_week = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7]
  end_week = ["", "", "", "", "", "", ""]
  end_day = today.end_of_month
  middle_week = []
  middle_days = []

  start_week.count.times do |index|
    index >= start_day.wday ? start_week[index] = index - start_day.wday + 1 : start_week[index] = ""
  end
  (end_day.wday + 1).times do |index|
    end_week.unshift(end_day.day - index)
    end_week.delete_at(-1)
  end

  week_day = 7
  last_day = start_week[start_week.count - 1]
  ((end_week[0] - start_week[start_week.count - 1] - 1) / week_day).times do |index|
    middle_days = []
    week_day.times do |day|
      middle_days.push last_day + day + 1
    end
    last_day = middle_days[middle_days.count - 1]
    middle_week.push middle_days
  end
  { start_week: start_week, middle_week: middle_week, end_week: end_week }
end

 

HTML(erb)

<% calendar = make_calendar %>
~~~
<%# 最初の週 %>
<% calendar[:start_week].each do |day| %>
  <%= day %>
<% end %>
<%# 間の週 %>
<% calendar[:middle_week].each do |middle_week| %>
  <% middle_week.each do |day| %>
    <%= day %>
  <% end %>
<%# この辺で折り返しさせたい %> <% end %> <%# 最後の週 %> <% calendar[:end_week].each do |end_week| %> <%= day %> <% end %>

 

考察

カレンダーをPCなり壁がけの紙でも良いので見てみると、最初と最後の週には前後の月の日付が入っていることに気づくはずです。ここではその前後の月にあたる日付を省いた、その表示したい月の日付のみを表示させます。first_week、 end_weekがそれに当たります。繰り返しのところに改行を挟んで表示させればそれっぽく見えるでしょう。CSSまで当てれば自分のオリジナルカレンダーが作れます。

ここではRubyで書いていますが、他の言語でも勿論応用可能。todayの部分を引数で渡せば好きな月のカレンダーを表示できます。

GAS(Google Apps Script)とフィルタを使ってGmailの整理を楽にしよう

Gmailを使って効率よくメール管理するための方法を簡単にまとめます。

 

 

 

ラベル作成

歯車マークをクリック→設定→ラベル→新しいラベルを作成

f:id:notwo:20170406080416p:plain
f:id:notwo:20170406081321p:plain

このとき、ラベルを階層構造にしたいなら、次のラベルの下位にネストをクリックして親ラベルを選択してください。

f:id:notwo:20170406082051p:plain

 これで、仕分けしたいメールの必要な分だけラベルをまず作成します。あとで見て分かりやすいように。

 

フィルタ作成

歯車マークをクリック→設定→フィルタとブロック中のアドレス→新しいフィルタを作成

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f:id:notwo:20170407075146p:plain

フィルタは差出人(from)単位で作成します。ただし、このときメールアドレスの@から先のみを記述すること。これで、amazon.co.jpなど出品元がたくさんあっても@以下が同一の複数の差出人からのメールをまとめて同一にラベリングできます※1。

件名単位は便利そうですが使いません。スレッドという形で自動でまとめられるからです。

 

※1 例えばaaaaa@amazon.co.jpとbbbbb@amazon.co.jpが同一ラベリングされるということ。

 

GAS作成

スクリプトでは古いメールの定期削除をします。メールの量や頻度によりますが、例えばここでは3ヶ月前のメールを削除するとします。スクリプト自体は

notwodaily.hatenablog.com

で紹介しました。本記事では割愛します。

 

定期実行設定

スクリプト画面の時計マークをクリック

f:id:notwo:20170408094337p:plain

ダイアログが出るので、No triggers set up. Click here to add one now.をクリック

f:id:notwo:20170408094428p:plain

Current Project's triggersの設定をします。Runには今作った関数名を、Eventsで実行タイミングを設定します。ここでは毎月実行させるものとします。下画像のようにTime-driven, Month timerを設定。横の1は月に1度という意味になります。実行時間はMidnigh to 1 amの欄で変えられます。

f:id:notwo:20170408101108p:plain

 

考察点

ここでは60日前までを削除、つまり現在から約2ヶ月分はメールを保持します。昔のメールはまず見ないという体験を元に考えました。もしどうしても消したくないメールがあるなら事前に別のメールアドレスに転送するか、アーカイブしておいてアーカイブ済みメールは対象から除くなどしても良いでしょう。

 

まとめ

ここまでで、メールをフィルタ、ラベルで整理するとともにラベルごとに古いメールを自動で定期実行する設定までが完了しました。スクリプトや設定を変えれば、メールを転送したりアーカイブしたり、実行頻度を変えたり、検索条件を変えることで様々な要件に対応出来るようになります。大事なメールは自動でアーカイブするよう設定して、アーカイブ済みメールは別のメールアドレスに転送する、のような機能も面白いかもしれません。整理の仕方は色々です。

ヒューマンパワーと精神論に頼る時代遅れな方法よりも、こういう便利機能を使って手間を減らしていきましょう!

国庫金送金通知書が来てからやること

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フリーランサーなどにはおなじみ、確定申告の時期になってきました。準備をしないといけません。

さて、それとは別に払いすぎた税金のキャッシュバックの手段として、「国庫金送金通知書」なるものが送られてきました。去年の分なので今更なのですが(笑)まあともかく、これが来てから何すりゃいいの?となりがちなので、簡単にメモを書きます。数万円戻ってくることはかなり大きいのでチャンスを逃さないように!

 

 

やること

書類に記載の郵便局に行って金を受け取るだけ。

ただ、この郵便局がどこかが問題です。例えば筆者の場合、ゆうちょ銀行本店品川出張所でした。駅チカなので助かりました。ところが最初にgoogle mapで調べると品川シーサイド無人ATMの出張所を指しており、これでどうやって受け取るんだ?と思ったものです。筆者が馬鹿だったのでしょうか?

 

場所について

記載の場所がわかりづらいなら、最寄りの郵便局でこれ受け取りたいんですが、とでも聞きましょう。案内の人か窓口の人が、どこの郵便局でなら受取可能なのか、親切に教えてくれます。

 

持ち物

  • ハンコ
  • 国庫金送金通知書
  • 送付書に記載のある住所と同一の住所が分かるもの→免許証など

後者の住所については引っ越し後だと残っていない可能性が高いですが、一応受取は可能です。照会に少し時間がかかってしまいますが...要するに本人が特定出来ればいいのです。

それにしてもまだハンコが必要なことに驚きです。もっと画期的なシステムを導入すればお互いに楽になるのに。古き悪しきシステムということですね。

 

注意点

郵便局に行くと、現地で現金手渡しされます。あまり金を持ち歩きたくない人はさっさと口座に入れるなりしましょう。

場所以外には受取の期限があります。送付書が届いてから1年以内にやらないと郵便局での受取が不可能になります。代わりにどうすればいいかは送付書にあるので、絶対になくさないこと。

iphoneが壊れた時に考えるべきこと

iphoneが去年いかれてしまったので、別のに変えました。そして今年また調子が悪くまた変えました。いい加減出費がひどくて嫌になります。通常、どのキャリアの携帯もサポート期間中だろうと本体を無償で交換、というサービスを提供しません。そこはまあ突っ込まないというより仕方ないとして、実際壊れたら購入の流れになるところですが、ここが考えどころです。金を無尽蔵に出せるわけではないので、よく考えて購入しないと泣きを見そうでね。

 

本当にすぐ買い換える必要があるのか?

ここでよく考えたいのが、実際にすぐ買い換える必要があるのか、人によってはなくてもそこまで困らないんじゃないかということ。特に筆者のように友人が少ない人には

高い金を出して買い換えるのが予算的にどうしてもって人は、借金して買う前に踏みとどまるべし。

一人暮らしなら、今やSkypeやLINEというアプリがあるではないですか。自宅デスクトップPCもしくはノートにそれを入れれば、普段外出しない人は事足ります。iPadなどのタブレット端末やMNP済みで電話が出来ないスマホ(SIMの入れ替えをするなら壊れた携帯と同じキャリアに限る。キャリアが違うならネット専用かな...)など壊れた携帯以外にポータブルデバイスを持っているなら、かつポケットWiFiを契約済みならそれを普段持ち歩いて必要な時にネットを見れば良い。電話についてもメールについてもLINEくらい今はネットリテラシーがない人でさえ当たり前に入れてますから、それで出来ればいいと思います。調べてみたら回線契約なしでも電話出来そうだし、やり取りも既読かどうか見れるのでLINEの方が便利。それが難しい場合は、後述のような中古の端末を購入するのが合理的。

実家暮らしなら、実家の電話番号を教えてそこにかけてもらえばOK。もしくは一人暮らしと同様の手段。

今時の人もそうでない人もFacebook/Twitter/LINEを押さえておけばどれかしらやってるはずなので、そこで連絡取ってくれって言うだけ。楽。少し古いですが総務省のサイトにもある通り、今やSNS経由の連絡は劇的に増えているので、使っていて当たり前くらいの感覚になります。だから意外と携帯の電話やメールがなくっても意外となんとかなっちゃいますね。メールについてはGmail, Yahoo mailなどのフリーメール機能もあることですからそちらを利用すればOK

興味があればこの方法でやってみてどうも不便だと感じれば購入したらいいでしょう。

 

買い換えるなら中古 or 新verが出た直後

今や毎年のようにiphoneの新型が発売されています。ITのニュースサイトやそれ関連のサイトを見ると、すでにiphone8の噂が出ています。

news.livedoor.com

gigazine.net

技術の進歩は早い!と実感しますね。さて新たにスマホを購入するなら、新型を欲しくなるかも。でもそれって本当に必要でしょうか?という疑問が。

筆者の場合、必要最低限のスペックと機能がどれかを調べます。つい最近までは譲り受けたiphone4Sを使っており、これが3GでしかもiOSバージョンの問題か知りませんが動作が半端じゃなく遅いのでかなりストレスでした。だからこそ、買い替えを決断しました。iPadMNP済み携帯も持ってますがこれはこれで別の用途に使いたいし、今持っているWifi端末は3月末には解約する予定っていうのもあります。

そこで今回購入したのはこれ

5Sも今は古いと言われるかもしれませんが、ほとんど傷がなく、税込送料込で15000円。中々悪くない買い物でした。

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6では2万円超えが当たり前だったので控えました。ちょっと探せばこのようにリーズナブルな価格で代替出来るものが見つかります。

もし最新版が良ければ、中古でなくSIMフリーが良さそう。とは言え今のところSIMフリー端末についてはまだ詳細を調べていないためここには書きません。既に他所の多くのブログやニュースサイトに取り上げられているとおり、大手3キャリアによる2年縛りの解除SIMロック解除義務化といったニュースは記憶に新しいです。従来とは大分料金体系も違っているので、購入前には改めて調べなおして損のない支払いプランを選択したいもの。今後もっとリーズナブルなプランを提供する業者が現れることを期待して、それまでは手元のスマホを長持ちさせてみてはいかがでしょうか。

 

そもそも最新でなくても困らない

スマホのトレンドを常に追っかけている人でもなければ常に最新、なんてのは不要かと。今使っている5Sで実用に耐えますし、事足りています。さすがに4S以前は無理がありますが。2017年2月現時点で出ている7も、故障しない限り現役でいられるはず。Androidでも考え方は一緒。買い換えるきっかけは故障以外にはどうしてもそのバージョンで特定のアプリが動かないとか、スマホ自体の動作がおそすぎるとか、最新バージョンのスマホがどうしても欲しい理由があるときに限るかと。多少古かろうが誰かに迷惑がかかるわけでもなし、こだわりがなければ買い換えずにずっと使うことは賢い選択だと思います。

 

まとめると

買う前に調べたり必要な機能が何か洗い出したりやるべきことはあるので、そんなときこそ冷静になろうって話でした。携帯代は削ろうと思えば削れる出費ですし、毎月のしかかってきますので、出来る限り工夫しましょう。

jQuery、JSまわりでよく起こすであろうバグをざっくりと。

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焦ったり急いでコーディングしてると忘れがちで結構やらかしている事が多いミス。JSは自由度が高すぎる言語なので決まりをある程度設けないと滅茶苦茶なコードになってしまいますね。前に実際にやらかしたミスや今後も気をつけないと繰り返しそうな凡ミスの例を書き出してみます。

 

バグの温床

data, attr, propでのデータ取得(get)/更新(set)

qiita.com

上記事に分かりやすくまとまっています。それぞれどのような特徴があるかを知った上で使い分ければミスしません。

 

$(this)の中身

関数が入れ子になっていると起こりうる現象。thisの参照先が異なるためにバグの温床になりやすいです。他サイトでも説明されきってる感じですが一応。

// 実際には下記のように書かずに$(".hoge").on('change', ~~~と書きますが分かりやすくするために。
$(".hoge").each(function() {
  // ここの$(this)と
  $(this).find('input').on('change', function() {
// ここの$(this)は違う console.log($(this));
}); };

 

id読み込み時の挙動

id属性はuniqueである必要があるので、idが重複していた場合通常は正しくJSが動作しないはず。

昔のIEではJSの挙動がおかしくなっていましたが、ChromeFireFoxではなんと中で独自に解釈したのか、ID重複後もエラーを吐かずに動作していました。なぜなんだろう。。

最新Ver(現時点で55.0.2883.87 m (64-bit))のChromeで試しにやってみると、・・・

 <body>
<div id="hoge">最初のid</div>
<div id="hoge">2つめのid</div>
<div id="hoge">3つめのid</div>
</body>

に対して

f:id:notwo:20170108193008p:plain

この通り、動くみたいです。最初のidに合致する要素を取ってきています。

しかし異常な挙動であることに代わりはないので、うっかりダブらせてしまったら速攻で削除してやるべし。

 

true/falseの空判定

!!"false"

これはtrueになります。文字列のfalseもtrueもtrueとして扱われるので、わかりづらいです。文字列でfalseになるのは""のみ。関数や変数の中身で判定する時、文字列が返ってくるとわかっているなら必ず === ""の空判定をするべし。

もう一つ、勘違いしやすい判定として

if []

もしくは

if {}

これはfalseになるかと思えばtrue。if文にundefinedやfalse, nullが入れば当然falseとして扱われますが、[]/{}自体は中身が空にもかかわらず1つの空でないオブジェクトとして扱われるのが原因。配列を判定するとわかっていれば

変数.length > 0

連想配列jsonであれば

Object.keys(変数).length > 0

とすれば中身が空かどうか判定出来ます。

最後に、曖昧比較(==)と厳密比較(===)。前者は変数の型を半ば無視して判定するので、本来falseなはずがtrueにしちゃう。例えば

100 == "100"

これはCやJavaなどでは明確にfalseになるのですが、JSでは==を使う限りtrue扱いです。StringとNumberで比較して同一とか何の冗談だと。でも企業のコードでこういうの多いです。PHPとかJSみたいな動的型付け言語では変数の型がわかりづらいことで、バグの温床になります。関数に渡す変数の型が違ったせいでエラーを吐いていた場合、この変数の型違いによるものが起こりうるので、余程の理由(ってなんだ?)がない限りは厳密比較を使うべし。

 

null.~~

例えば要素取得してattributeへアクセスする場合。$("~~")が存在しない場合nullになり、null.attribute名でCannot read propertyとなります。

要素名をtypoによって引き起こすことはテストによって排除出来るので、動的な要素変更があった場合に起こりうるバグです。class名やid属性変更後は特に注意です。

 

find, closest等による要素取得

viewのツリー構造が予めわかっていればfindだけでなくclosest, next等で要素を狙って取得できますが、ツリー構造に変更があった場合はその取得の仕方も変えないといけません。id属性やclass属性で取得していればclass名、id名を変えない限り影響はないのでまだ安心です(変える時は注意)。

 

自由度が高いからと言って好き放題やらない

1つのロジックを作るのにも多くの手段がありますが、実際書き方1つ違うだけでシンプルできれいなコードにもクソコードにもなります。

クソコードの例としては

unkode-mania.net

を見れば大体わかりそうなものです。本当にひどい例です(笑)

そうならないためには、言語ごとに役割を明確にもたせておくのが良いかと。

 

他の酷い例

関数名とreturn内容が合ってなかったり

  // タイトルを返すと書いてあるのにコメントを返している
  function title() {
    ~~(処理)
    return comment;
  };

(残念ながら某所で↑の例を実際に見ました...)

HTMLにif, forなどの複雑な構文を埋め込む(erbとして書きます)

<div class="~~~">
<% if hoge %>
  <% fuga.each do |f| %>
    <span class="~~">xxx</span>
    <% if piyo >
      book = Book.find ~~
      ...
    <% end %>
  <% end %>
<% end %>
</div>

Viewの役割に複雑な構文を突っ込んでいるだけでなく、クエリも走らせています。これでは見づらくて仕方ない。

こういう酷い例を見たら多少リスクを犯してでもついでに直しておいて、次見た時読みやすくしておくのがまともなエンジニアってもんでしょう。リファクタリングで多少のミスが出てもそれが致命的なものでないなら、それは大した傷ではないと思います。寧ろクソコードが新しく生み出され続けることのほうが余程重症なので。

ここではJS、特にjQueryを使った際のバグについて書きましたが、他の言語でも色々ひどい例は見てきたので、また何か酷いのを見つけたら書くと思います(笑)

SESで受信したメールをLambdaを通して転送&S3に保存 - Lambda(Python)/S3/SES

 

SESを設定することでメール送受信が可能になります。ここでは受信したメールをS3に保存し、更に中身を転送してみます。

 

SES

ここではオレゴンのリージョンを選択します。認証済みドメインであればどんなメールアドレスでも使えます。ドメインの認証方法は

notwodaily.hatenablog.com

などを参照。

認証済みドメインを用いて、SESでメール受信する際にS3へ保存するトリガーを設定します。詳細なやり方は

docs.aws.amazon.com

に倣ってできます。

 

S3

メールを保存するためのバケットを用意します。LambdaのIAMで参照出来るようにプロパティでバケットポリシーを設定(Principalを"*"とか設定すればOK)。

この時点で、SESで認証済みのドメインにメールを何かしら送信すればS3に内容が保存されます。実際に試してみると、

f:id:notwo:20170101191043p:plain

 このようになるはずです。

 

Lambda(Python)

S3にメールが保存されたというトリガーを設定してその都度Lambdaの処理を走らせるようにfunctionを作成します。

function

f:id:notwo:20170101192409p:plain
f:id:notwo:20170101192415p:plain

上画像の通りに設定。

ここではS3から保存されたメールのオブジェクトを取得→中身を解析→SESで送信の流れで処理を書きます。解析でやることは主にread()したあとにsubject, body(plain text), body(html), fromの中身を取得することです。html形式とplain text形式の両方が含まれます(相手が対応していない場合はhtmlはないかもしれません)。

メール転送はsend_mailだけ、中身は単純です。ここで注意しないといけないのは、replyおよびSourceにはSESで認証済みドメインしか使えないということ。このため、もしfrom情報を含めたければsubjectかbodyのどちらかに仕込むことになります。

コードは下記。

 

code

from __future__ import print_function

import json
import urllib
import base64
import boto3

s3 = boto3.client('s3')

EMAIL_TO = "送信先アドレス"

def send_mail(from_address, reply, subject, body, html_body):
    client = boto3.client('ses', region_name='us-west-2')
    client.send_email(
        Source="noreplyなど、送信専用アドレス",
        Destination={
            'ToAddresses': [
                EMAIL_TO,
            ]
        },
        Message={
            'Subject': {
                'Data': subject,
            },
            'Body': {
                'Text': {
                    'Data': 'from: ' + from_address + '\n' + 'body: ' + body + '\n' + 'html_body: ' + html_body,
                },
            }
        },
        ReplyToAddresses=[
            reply,
        ],
        ReturnPath="noreplyなど、送信専用アドレス"
    )

def lambda_handler(event, context):
    bucket = event['Records'][0]['s3']['bucket']['name']
    key = urllib.unquote_plus(event['Records'][0]['s3']['object']['key'].encode('utf8'))
    try:
        response = s3.get_object(Bucket=bucket, Key=key)
        mail = response['Body'].read().replace('\n','').replace('\r','')

        from_address = mail.split('envelope-from=')[1].split(';')[0]
        subject = mail.split('Subject: ')[1].split('To: ')[0]
        body = base64.b64decode(mail.split('base64')[1].split('--')[0])
        html_body = base64.b64decode(mail.split('base64')[2].split('--')[0])
        reply = "noreplyなど、送信専用アドレス"
        send_mail(from_address, reply, subject, body, html_body)
    except Exception as e:
        print(e)
        print('Error getting object {} from bucket {}. Make sure they exist and your bucket is in the same region as this function.'.format(key, bucket))
        raise e

以上です。細かく解説すると、

bucket = event['Records'][0]['s3']['bucket']['name']

でバケット名を、

key = urllib.unquote_plus(event['Records'][0]['s3']['object']['key'].encode('utf8'))

でファイル名を取得しています。LambdaのトリガーにS3を設定した場合必ずこれで取得できる構造になっています。

肝心の内容は

response = s3.get_object(Bucket=bucket, Key=key)
mail = response['Body'].read().replace('\n','').replace('\r','')

でメールオブジェクトを読み取ったあと、それぞれ

from_address = mail.split('envelope-from=')[1].split(';')[0]
subject = mail.split('Subject: ')[1].split('To: ')[0]
body = base64.b64decode(mail.split('base64')[1].split('--')[0])
html_body = base64.b64decode(mail.split('base64')[2].split('--')[0])

で送信元、タイトル(subject)、本文(body)、本文HTMLの4つを取得しています。元々のメールオブジェクトの中身は改行付きで1つの文字列として扱っておりわかりづらいので、mail = の行で改行を削除しています。そのうえで、ほしい情報を前後の文字列を見てsplit関数でうまいこと取り出しています。ゴリ押しですね...

S3のメールをダウンロードして中身のテキストを確認するとわかりますが、bodyの文字列がbase64エンコードされています。これをbase64デコードするために

base64.b64decode

を用いています。そのため、頭の

import base64

を忘れないこと!

これ以外の情報がほしければ、同様にsplitを使って文字列を切り出して取得する。

 

ここではS3にメールを保存しっぱなしにしていますが、メールが溜まってきたら容量は圧迫されるので、転送完了後に削除しちゃっても良いかもしれません。

俺は資産1兆円の植物人間な人生よりも、資産100万円でも健康な人生を選ぶ。

 

タイトルの意味

別に資産100万円しかなくても満足って言いたいわけではありません(笑)もちろん金は必要ですが、それ以上に健康さが大事ということが言いたいです。健康体ならいくらでも稼げるので。

私は結構な数のサプリを買って食事もなるべく決めたものを食っています。月1~2万円くらいはサプリ代で平均的に消えていきます。サプリとかそんなにたくさん買って高いでしょ?なんて言われるかもしれませんが、今は高く感じても後々になれば気にならなくなります。寧ろ不健康で医者にかかり続けるほうがどれだけ医療費で家計を圧迫することか。

将来的に、というより老後はあきらかに体力が衰えて怪我をしやすく病気になりやすくなるのに、なぜ若いうちに対策してる人が少ないか、理解に苦しみます。

別にサプリ買わなくていいんじゃん?と言う人もいますが、アルギニンやビタミン○○などサプリがないと不足しがちな栄養素もあるのも(おそらく)知らず、しかもそういう人に限って普段の食事がデタラメだったり。笑わせるなと。

 

健康は長期的に見れば得だらけ。

 これを「それは知っている」といえる人はほとんどいないはず。なぜなら大抵はそういう行動をしていないので...身体を見ればそんな人は。面倒だけど、絶対若いうちから対策した方が良い。ずっと怠けてた人が老後から対策する余裕ないと思いますし。

健康でいることに普段は得に思わないかもしれませんが、病気になれば嫌でも気づきます。いや、高熱を出して身動き取れなくなった経験でも同様。辛い。苦しい。社会人なら働けないうちは金が入らない(有給使えば一時しのぎは出来る)。

金が入らないどころか医療費で金は出ていくばかりで、損しかしてない。 それがなければ痛い思いも辛い思いもしなくて済むしなにより金が浮くので、健康的でいることによって結果的に得しかしてません。

 

日本はサプリ後進国

発展途上国と言ってもいいかもしれません。国産どころか海外の(主にアメリカ製)サプリなんて持ってる人はレアでしょう。統計を見たわけではありませんが、おそらく人口の1割未満な気がします。1割と言っても、日本の総人口1億2千万(2016/12現在)、その1/10だから1,200万人。成人は1億人、この1/10なら1,000万。キリの良い数字ですが、なんだかこれでも実感より結構多く感じますね?正しい知識を持ってる人がこんなに多いとはとても思えません...

それと比較してアメリカはサプリ大国ですが、これは文化の違いが大きそうです。

news.livedoor.com

確かに、病気になったら医者に行こう、ではないアメリカ的な考えなら当然かもしれませんね。医療費がシャレになりません。

そして含有量も違います。成分表記があるのは当然として、具体的な量を計算、比較してみれば一目瞭然です。やってみましょう。

国内で売られている某サプリは商品1つ約250円で1回15mg, 計20粒の亜鉛が入っています。これをすべて摂れば、亜鉛は計15mg x 20 + 300摂取できる。

それに対して例えば私が以前買ったCountry LifeのCalcium Magnesium Zincは割引なし(iHerbなら割引されることが多い)で約2400円で1回3個分で50mg, 3計250 Tabletsなので 50mg x 250 / 3 ≒ 4166mg.

個数を合わせて比較すると、250 / 20 = 12.5だから、某サプリのほうは250 x 12.5 = 3700円にもなります!海外製に比べて1000円以上高い。。。

しかも後者の海外製は名前の通りカルシウム、マグネシウムも一緒に入っており、こちらはそれぞれ1回につき1000mg, 500mgも摂れてしまいます。ついでにL-グルタミン酸100mgも。圧倒的に破格だと思いませんか。

というわけで、サプリ先進国なアメリカから仕入れるのはおすすめです。サプリの種類も含有量も間違いなく勝っている。種類が多すぎて、逆に何買ったらいいか分からない、となるかもしれませんが(笑)

毎日摂取するとなるとそれなりに値段も張るし、別にサプリを買ってなくても健康な人はいると思いますが、そういう人は生活習慣が優れているので、そんな人達の食事を一朝一夕で素人が真似できるものではないと思います。仮にその人が毎日野菜を○○g食ってるし筋トレストレッチしてる、酒は週1回限り、睡眠時間は6時間確保していると言われたとして、真似できるでしょうか。

 

老後はロボットがいれば安心か?

安心ではないんじゃないでしょうか?

ロボットが今後増えてくれば直接動けなくても日常生活くらいはなんとかなるかもしれませんが、それって俺にとっては幸せではないです。

仮に資産が1兆円超えしていようが、病院でずっと何本もの管を刺されて身動きすら取れないまま何年も生きたとしても、それは生物学上は「生きている」ですが私にとっては「死んでいる」です。希望を持てないまま過ごすのなんてそんなもので、価値が無いと思っています。所詮は個人的な意見ですが。だから、自分がそうなったら延命はやらないでくれと家族に言っています。そもそも延命は無料ではないので、やりたくても出来ない可能性も高いのですが。

「ロボットがいてくれたほうが凄く助かる」は良いとしても、「ロボットがいないと何も出来ない」は違う。それだとまさにのび太です。ドラえもんも言ってるでしょう、日本中がのび太だらけになったら国が滅ぶと(笑)

 

健康は金で買う

タイトルと矛盾しそうですが、つまり金は健康のために使うのがベストと言いたいです。まず健康第一、余裕があればその他に、という優先順位です。カネを使わなくても運動は自力でできますが金をかけたほうが手っ取り早く肉体強化出来るし、知識を仕入れるには本を読む、プロと知り合うなどする必要があるのでただでなんでも出来るとは思いません。生きるのにも金がかかりますね。。。

 

まとめると

日常的に思っていることをざざっとまとめました。一昨年までは堕落した生活を送ってきたからこそ、心機一転、これからは健やかに生きようと思ってこんな生意気なことを書いています。でも、この考え方は中々理解されないんだろうなあ(;´∀`)少なくとも、国内でずっと右へ倣えしていたら絶対にこうはなりません(確信)私が偉そうに評価できることではないですが、周りに合わせることに一生懸命な人を遠目で見れるようになったら、なんとなく及第点な気がします。

ところで、タイトルは漫画「沈黙の艦隊」の海江田四郎のセリフ

牢獄の庭を歩く自由より 嵐の海だがどこまでも泳げる自由を
私なら選ぶ!!

をもじりました。元ネタはかつてない名言と思ったので、未だにお気に入りです(笑)この考え方が正しいかどうかはともかく、保守的な人間には一生言えないセリフです。これからリスキーな生き方をしていく自分にとって、何より励みになるし、大事なことだから心に留めておく必要があると思います。

というわけで今年も無事生き抜きます。