頭の中は異空間

ものづくり中心

SF好きにお勧めしたいミチオ・カクの本

どうも。

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SF映画とかゲームの中に当たり前に出て来るワープ、テレポート、魔法、意思を持ったマシン、宇宙エレベーターライトセイバー、etc

これらは今でこそ架空の出来事だけど、今後テクノロジーが進化していけば実現する可能性が見えてきます。そんな絵空事に近いテーマを糞真面目に考えている人がいます。

超ひも理論の権威のミチオ・カクという人がそうで、知る人ぞ知るって感じだけど宇宙論語るなら絶対避けて通れない人じゃないかな?

 


 

主要な著作一覧

NEXT WORLD―未来を生きるためのハンドブック

 

2100年の科学ライフ

 

サイエンス・インポッシブル―SF世界は実現可能か

 

フューチャー・オブ・マインド―心の未来を科学する

 

どれもそこそこボリュームのある本です。しかし読み応えは十分で、テーマは結構似通っています。SF好きなら読んでおいて損はないどころかむしろ知らないと損とさえ思えます。

これらの他にもカク博士のSF研究室ってタイトルでニコ動にも上がっていたんですが、すでに削除されているようです。と思ったら、Youtubeで検索したらたくさん出てきますね。この人のすごいところは、思いつきでものを言ってるのではなく科学的にこういうことすれば可能っていう理論的な説明をしているので、説得力を感じるところ。

 

本当に可能かは分からない

でもずっと先の話で、今の自分らの死後、世代交代が何度も起こった後の話なので当然それを証明する手段はないと思います。だからって不可能だと決めつけるのは良くないです。江戸時代の人たちからしたら今のインターネットどころかPCや電車、便利な家具や音速を超えるジェット機の存在など予想もできなかったはず。かつ、それを予言した人がいたとしても誰も信じなかったはず。それと同じで、今の科学力と資源では実現できない問題が多すぎて現状では考えもよらない要素が多いです。だから自分たちの想像を遥かに超えた自体になっている可能性があるということ。直近では火星行きロケットと火星移住が課題になっています。マーズ・ワンとかそうです。もっと身近なところだとテスラ・モーターズGoogleの取り組んでいる自動運転車があげられます。

 

リスクもでかい

家に帰ると勝手に適切な温度にエアコンが起動して調整してくれたり、靴を脱いだら勝手に揃えてしまってくれる機能、お手伝いロボット程度であればいいですが宇宙産業はとにかくカネがかかるのと軍事目的の逆輸入(元々ロケットやPCというより計算機は戦争目的で出来たもの)もありうる話なので対策が必要だと思います。最近でもドローンがホワイトハウス敷地内に落ちたとか問題になってるしね。

 

未来が楽しみになる

危険性もあるけど、それ以上にこれらが実現したら生活が今より良くなるので、早くそうなってくれと願うばかりです。リアルに「かがくのちからってすげー」ですよ。一瞬で日本からブラジルまで行けるようになる日も来るか?

今はIoT(モノのインターネット)が話題になっていてこれのおかげでまた便利な世の中が生まれそうです。見るだけでネガティブになる事件のニュースとかどうでもいい記事を見るくらいならこういう将来を明るく見通せる情報に触れるのもいいと思います。